2018年10月12日

《『現状維持は後退である』をスローガンに!》

【50周年を目指して】今年8月で45周年を迎えグループ会社を含めスタッフ総勢25名となりました。



この人材不足が叫ばれるご時勢にこれだけのスタッフが会社に集い、その才能と力を発揮してくれることに本当に感謝です。
(それほど多くの経験をしたわけではありませんが、)私自身3年間会社の代表を務めてきた中で、不動産業界の中だけでも、想像以上に世の中は刻一刻と進化し、変化するスピードが速いと感じています。
今の状況に不足や不満があるわけではありません。しかし、現状維持を目指した時点で時代の流れに乗り遅れ退歩してしまうかもしれません。退歩しないためにも進歩を心がけ、常に危機感を持った姿勢であり続けたいと考えます。
ウォルト・ディズニーは「ディズニーランドはいつまでも未完成である。現状維持では、後退するばかりである」と語っています。
テーマパークや映画、様々なキャラクターが世界中で愛され、人気があるのもディズニーが「不変のもの」や「絶対のもの」ではなく、そういった存在であるために、絶えず変化し、その時代にあった進化をしているからだと思います。
まずは、『現状維持は後退である』の言葉を掲げ、今よりもっと時代に適したお客様へのサービスを提供出来る会社になれるよう、スタッフ一同努めます。
それには、会社で働くスタッフ自身の「働き甲斐」に対する満足度が高いほど、お客様へ提供できるサービスの質は向上されるとの考えから、試行錯誤の中ではありますが、トップレベルの雇用条件、人材育成を目指します。 
50周年にむけて、お客様への感謝のイベントや、新社屋構想を含め様々な計画がありますが、まずは、スタッフが楽しく充実感を持って働ける環境作り、そして誇りを持って「広田住宅センターで働いているんだ!」と胸を張って貰える様、より良い風土・文化を整えることに努めます。
【須藤取締役就任】
創業45周年を機に、会社に大きな変化がありました。創業以来始めて親族でない人物の役員就任です。
 須藤恵一取締役営業部長。いつも元気で、朝礼では誰よりも大きな声で朝のスタートを引き締めてくれます。私より6歳年上、会社では皆のお兄さん的存在で、現在は賃貸仲介と管理の責任者として、その手腕を奮ってくれています。
 その彼が、このたび会社の役員として就任してくれたことは、広田住宅センターにとっての新しい風が吹くことになり、これからスタッフの中で望む者には明確なキャリアアップを目指せるお手本が存在することになりました。
 これからも彼に助けられ、責任が増した彼を今度は私がフォローし、今まで以上に喜びを分かち合い、弱さを補い合いながら大切なスタッフ達と共に歩んでまいります。
【メンテナンスが必要】
建物はメンテナンスを定期的に行えば、長生きします。ところが修理費や改装費を勿体無く感じてお金をかけないと徐々に朽ちていき、建物の価値が失われていきます。
人間の身体もその通りなのだな、と最近メンテナンスの必要性を感じています。若い頃は、無茶をしても身体が持つのでそれほど意識はしませんでしたが、40歳を超えた昨年あたりから、ためこんできた無茶が顕在化するようになりました。40歳の厄年前後はまさにそう言う時期なのかもしれません。
仕事ばかりやってきた父の姿を見てきて、そんな猛烈な働きぶりの中で、更に地域のために様々な会に参加している父を、周りの方も好意的に評価して頂いていたので、そう言うものなんだと尊敬し育ってきました。自分も同世代の中では(能力や成果は別として)仕事に一途に取り組んできた自負があります。それがカッコ良いと思っていた節もあります。
最近、スタッフ達、同世代の社長さん達の話を聞くと、自分の健康や家族との時間を犠牲にして『働くことは尊いことだ』と全てにおいて優先するのは、そろそろ時代に合わなくなってきた部分も感じます。筋の通った価値観は大切ですが、頑固にならない程度の柔軟性も大切です。
特に、今年の1月に長男が産まれてから、毎日成長する彼の姿を、どれだけ仕事や付き合いを理由に見過ごしてきたのだろう、と帰宅する時間にはスヤスヤと眠る息子の寝顔を眺めながら後悔することがあります。彼が成人する時、私は還暦。果たして、その時、どんな姿で彼とお酒が飲めるか。 
学生時代に毎日柔道をしてきて蓄えた健康貯金がとっくに底を尽きています。まずは、今年中に定期的に健康診断をし身体の状態を知りメンテナンスすることにお金をかけ、運動する習慣を復活させ、体重を減らし、早寝早起きを心がけ、ダラダラと働く時間を減らし、今まで以上に効率的な仕事が出来ないか絶えず工夫し、『現状維持は後退である』としてお客様からの信頼を、家族と安らかな時間を、自分に健康を、手に入れたいと願います。

平成30年10月2日 秋風の気持ち良い夜に 広田金次郎
  


Posted by 広田 金次郎 at 10:00リードプランニング