2019年05月11日

 『ありがとう平成、ようこそ令和』

<静岡出張>
4月3・4日不動産仲間の会社訪問。不動産業界の将来展開を見据え、どのような取り組みをしているか実際社内見学もさせて頂き勉強になりました。夜は、東海の名園「浮月樓(ふげつろう)」にて懇親会。美味しい料理、桜美しい庭、心身共に満たされました。
海も山もあり、気候も年間を通じて穏やか、駅前を中心に大きなビルが立ち並ぶ静岡市。今回訪問した葵区・駿河区に限って言えば、不動産会社の数(宅建協会名簿調べ)が人口700人につき1社あるとの事、これだけ多くの不動産業者があっても生計を立てられる豊かな経済市場である事がわかります。
毎度残念なのがせっかくの出張も勉強や会議の時間などで拘束され、観光する時間が無い事です。ただし、大好きな鰻は忘れずに堪能してきました。(笑)
<今年の不動産繁忙期の振り返り>
 毎年1~3月は不動産業界にとって特に賃貸の繁忙期と言われています。弊社にとっては、賃貸・売買共に例年並みに順調でしたが、徐々に家賃や販売価格に明確な開きが出てきた事を感じました。高価格帯のものはより付加価値を付け高くなり、逆もまた然り。不動産は全て一品物でありますので、すべて同じデータとして扱う事はできませんが、安易に一般の方では判断しかねる市場状況でありますので、今まで以上に私達不動産のプロが頼りにされる時代になることは間違いありません。
今年も、ご紹介を通じて弊社に不動産管理、運用を依頼して頂ける新しい地主様、家主様との出会いもありました。少しづつではありますが確実に不動産事業を通じて、高崎市の発展に繋げる輪が広がっています。
それにしても、私が入社した18年前に比べ、繁忙期は繁忙期として相変わらず忙しいのですが、体感的にも売り上げ的にも一年を通して、まんべんなく小忙しいのは大変ありがたいことです。しかし、それに対する働いている側のスタッフの心身の健全性を確保することは勿論のこと、ベテランスタッフ各人の経験を文章化する新しい文化、若いスタッフには新しい知識習得、業界が推奨する新しい資格の取得など昔以上に必要になってきました。
 そんなこともあり、今年は、私の記憶の中でははじめて、会社を4月16日午後休みにして全スタッフで繁忙期の振り返りをしました。
ガチガチの会議形式ばかりでは、堅苦しく、暗い内容になってしまわないかと危惧し、当日は折り良く桜がまだ残っていたので、会社近所の姉妹都市公園でお花見をしながら皆でランチ。会議の様子や、今後どのような改善点を活かして臨むかなど、このコラムで後々発表させて頂ければ幸いです。

<高崎市の平成>
以前このリードコラムにもお名前を出せて頂いた土方様より、ご本人が平成元年と平成30年の高崎を同じ場所から対比撮影された写真集を頂きました。表紙は、元号が平成になったと高崎駅ビルに設置された群馬テレビの電光掲示板で臨時ニュースが流れた瞬間。裏表紙は、平成元年当時の東京駅舎。なんとも粋な構成です。
高崎駅から街の中を中心に30年のビフォーアフターに、当時の建物や風景が沢山出てきて、父に渡すと夢中になって眺め続けていました。
当時は隆盛を誇っていて、今は無い建物やビルを発見するたびに、30年といえども続けていくことの大変さ、大切さをしみじみ感じ、商売を親子で続けさせて頂いている周りの方への感謝が改めて沸き起こります。高崎市の貴重な風景を切り取ったお宝写真を頂き感謝です。

<令和の時代へ>
平成の時代は私にとって10代から40歳までの青年期と言い換えても良い時期で、何より身体が丈夫で、無茶が出来たという点で本当に輝いていた時代だったと後で振り返ることでしょう。出来るならば、令和の時代はもっと輝いていたと振り返れるように、身体は昔ほどでなくても心を日々鍛えていきたいです。
今回の元号改正発表のタイミングは、会社でスタッフたちと一緒にパソコンから動画で視聴。時代は確実に進んでいますね。
インターネットでは、その日のうちに早速「令和」をネタにした話題が溢れていました。その中で、クスッとしたネタを最後にご紹介。
皆さん平静(平成)ではいられないとは思いますが、おもしれーわ(令和)な時代にしましょうね!                      
2019年4月24日 広田 金次郎
  


Posted by 広田 金次郎 at 09:20リードプランニング