2015年12月09日

《生まれ変われるかこの俺は》

◆第20回『ベトナム教育里親の会訪越団』は樋口守夫・大須賀正臣・佐藤正雄・留学生ドアンさんと息子広田健太郎・孫凜太郎と誠四郎の7名。ドアンさんは私の尊敬するホエ先生の教え子、その教え子仲間に羽田で会う。彼はハノイで富士日本語学校を設立、活躍せんとする青年。どうか沢山儲け、稼いで、若いうちに金を残し、そして使え。ホエ先生の薫陶を受けた青年が、日越友好の架け橋となる。彼とはきっと今後も度々出会うであろう。こんな青年が『里親の会』からも出てくる事を期待したい。
◆10日は移動日、11日私達は近郊の民族村見学、佐藤さんはドアンさんの実家へ。12日13日公式行事、ハノイ市教育養成所にて奨学金の贈呈セレモニー。通訳が遅刻、急遽ドアンさんが代役に、予定外ゆえご本人も慌てたと思うが、見事な通訳で、大きな自信を得たのでは。来春彼は住友系列会社に就職が決定。郡役場・小学校・家庭訪問は予定通り進み2日間で1,2年生の6人の里子に対面。土産を渡すが始めは、中々笑顔が出てこない、父母はいない、祖父母に養育され、家庭環境は本当に厳しそうだ。
◆初日のお昼は、村の池の端集会所で手作り名物料理、私の口には合わなかった。村の子供達も出てきて、凜太郎も遊んでもらったり、お兄ちゃんぶって片言の単語・挨拶をしながら女の子から本をプレゼントされたり小学生外交をしてくれていた。これは過去20年でも一度もなかった事で村の人も、先生方も喜んでくれていたようだし、楽しい思い出になった。凜太郎も貧農の生活の一部を垣間見ることができ、どんな風に感じたか、思い出に残るか、残すか、興味がある。
◆大須賀先輩から『俺が広田の面倒見るようじゃあ、まずいぜ』その言葉の通りにならず何とか無事帰国。今回はいつもより先生と古いお話が出来、私はとても楽しかったです。先生とはもう53年前からのお付合い、今後も宜しくご指導下さい。健太郎にも面倒かけた、私の介添えに、凜太郎までプラスして他の人には申し訳ない親子3代のツアーに。お陰で、酒の量も少なく帰還。正直、飛行機搭乗に緊張を覚え、少し不安があったが、大過なく舞い戻れて本当に感謝。皆さん心配かけました。
◆思いがけずベトナム対タイのサッカーアジア予選を観戦する事に。我々は赤いジャージーに赤鉢巻のにわかベトナム応援団に、3万人の大観衆はボールをキープするだけで大歓声。国際試合の醍醐味を少し感ぜられた。0-3の敗色濃厚の時点で早めに退席、樋口・大須賀さん勝手な行動すみませんでした。ドアンさんチケット・案内手配有難う。
◆別の話。昼間のバス移動中、民家で、路上で生きているねずみを叩いて料理する場を初めてみた。とてもうまいんだそうだ。どなたか食しますか?私は遠慮します。
◆この原稿書いている11月9日、昨年の倒れた記念日である。片や命日、片や生まれ変わった誕生日と捉えたい。やっと1年、とてもあせった365日だったなー。のんびりしろ。仕事を控えろ。多くの方から沢山のアドバイスを頂きながら、自重し体力の回復を目指したつもりだが中々元には戻らない。現在筋力は健康時の43%・握力、他全てがペケ。毎日の行動の疲れが多く残る。つい調子が良いと何でもしたがるので、これからは全てに一歩下がっての対応を心掛けたい。大きな線を一本引いてみよう。
◆と言う事にすると、非常に肩の荷が軽くなってくるように感じる。全ては自分の体の為、心臓の為、この1年間を徹底して体力回復に向けてみたい。現状むくみ・ふらつき等々あげればきりない症状を一つ一つ消して生?きたい。その為には不動産の師匠でもある本村靖夫先生の自己管理を学び実行したい。出来れば70歳の誕生日には残っている体の機能をしっかりと稼動させ、『おまけの人生 もうけもの』を地で行(生?)きたい。好きな事を出来る人生ができるなんて思ってもいなかった。
◆『田町文庫』を『ヒロ・田町文庫』に改称。7月開始後どれだけの本が皆さんにお持ち帰り頂いたであろうか。文庫本から辞典・事典まで古いものから新しいものまで、屹度多くの本は新しいオーナーの手許で喜び勇んでいる事と思う。『どうぞご自由にお持ち下さい』で無料なのだが、20冊30冊とまとめて持ち帰る方がいる。出来れば多くの人に2-3冊ずつお運び頂き、読んで頂きたい。読了したら戻してもらうのも結構・手許に置くのも勿論結構。出来れば長く『ヒロ・田町文庫』も続けたい。
◆あの羅漢町の酒肆『ろつれ』が閉店。あるじの五郎さんの料理を口にした人は県内外だけでなく外国の人も数知れない。手許の『ろ辺談義』を懐かしく読み直す臼田柳二・井上安平・五十嵐哲夫・大畑俊夫・剣持宏・端っこに五郎さんの同級生信沢なにがしかの名前、まるで鬼籍に入った『のんべえ番付』のようだ。 
◆このコラムもいつまで続くかわからぬが細く永く拘っていたいものである。脱線・休憩をしながらもーー。せいぜいこのチラシが届くうちはお付合いくだせい。

2015年〔平成27年〕11月9日     
満1歳の誕生日  広田 誠四郎 書く



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Posted by 広田 金次郎 at 09:02 │リードプランニング

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