2009年04月08日

《自然環境の復活を・山へ入ろう》

◆3月31日(火)打合せの為、上京。上野駅の公園口は老若男女で出場制限が出るほど。春休みのイベントが集中しているためかな。打合せの仕事は1時間で終了、その後は開催初日の国立博物館に。『興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展』に、40分待って入場。入場を待つ人達の1割が若年層、私より高齢者が8割、中には杖を使いロープに捉りながらの熱心な人もいる。

◆奈良京都の修学旅行以来45年ぶりの御対面に心躍る、アノ当時この『阿修羅』に感激して他を観ず、縛り付けられた様に時間一杯過ごしたこと。なぜかあの憂いを秘めた目に魅せられた青春時代に戻れるか、期待はしたが。もう酒や金で侵されている自分には当時の感動を受ける力が無くなっていた。『阿修羅』の不変に感激、一方純粋さを失った『自分』が確認できたのみか、ああ無念。

◆今回も1時間以上『阿修羅』の所にいた。結果自分の青春は甦ってこなかったが、今回の開催中にこの上野でもう一度会って見たい。そして後日、奈良の興福寺を訪ねて見たい。話し替わるが、今は奈良も京都も近くなったようだ。深夜高速バス、青春18切符、シルバー割引、高速1,000円あり日本中随分と格安に、安直に出掛けられる。大いに楽しみたいものである。金と時間を作りたい。

◆3月29日『日本熊森協会群馬県支部総会』県庁にて川嵜實支部長のリードの元、楽しくダンスや紙芝居もあり無事終了。仕事の途中抜け出しての参加だったが、夜に森山まり子会長が長野の講演後、高崎で懇談の時間が取れるとのことで駅ビルに集合。少ない時間だったが交流が図れた。ロビーには松浦市長初め高崎の著名人が多くいたので森山会長を紹介『熊森』に理解を求めた。

◆『熊森』について少し。兵庫県の中学生徒と理科の先生[森山会長]が、熊がハンターに捕殺される悲惨さから発足した、奥山、動物愛護の環境団体。2年前には6千人の会員が現在2万人に、将来100万人の規模を目指す。多くの実践団体の中でこの活動は本物、是非ご参加を。国庫補助無しで、日本中を杉、檜でない雑木林、動物の棲める森を育てる団体を、皆さんで育てましょう。

◆3月28日は『桜プロジェクト』高経大で総会。高経大卒業生の蒋雄軍さんの出身地中国湖南省蒋家村を緑化したいとの思いから立ち上がった団体。ゼミの大宮登教授が蒋さんの意思、会の意義など精査して同意、会長に就任して2年。出稼ぎで普段は若者がいない耕作放棄された山村を今、村民の意識改革をさせて、どんどん緑化。2月の訪中団から大きな成果報告を受ける。

◆この会も素晴らしい。超多忙の大宮副学長が過去5回!?このプロジェクトの為に、直に動き私財を投じながらリードする。私はこの大宮先生に注目している、他の動きは私には解らないが1つのことに自らも中心にいて皆を上手に使っている、無駄な動きはない。蒋さんも素晴らしい情熱を持って周囲に協力を仰ぐ、現地情報をこまめに報告。2人の師弟コンビに大いに学ぶものがある。

◆もう一つ。『高崎の水を考える会』高階ミチ会長が最近少し変化している。元は変っていないだろうが観音山の七夕山での竹取や水源地確認は私にとって上記2団体とも共通する活動に感じる。私は体育会出なので理屈、議論はあまり好きではない。で、やっていることは身近で素晴らしい活動が出来る、そういう先輩、友達に恵まれて私はとても幸せである。

◆こんな運動を拡大していくにはやはり若い力が必要である。若い人が山に入り、自然の重要さを理解し、とりあえず観音山が今より更に野鳥が多く、他種の植物が繁茂する里山にする事が我々高崎市民の役目ではないか。倫理でも『山に入る』計画が。今週は少し自然保護にしつこい記述となったが堪忍の程を。これからの季節少しだけ山に入って自然に触れてみませんか。

◆4月4日ハノイから、留学生としてフンちゃんが来高。親代わりの樋口守夫さんには厄介掛けます。日本のことをたくさん勉強してベトナムとの橋渡しに頑張って欲しい。フンちゃんには『ベトナム里親の会』で翻訳ほかお世話になります。若い人の行動を見ているととても楽しい。私もしっかり仕事をして少しでも多くの『課外活動』の時間が取れるようにしたいと思う今日此頃である。

以上。

2009年4月6日(月)朝5時~9時 自宅にて
広田 誠四郎 記


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Posted by 広田 金次郎 at 10:02│Comments(0)リードプランニング
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