2013年01月09日
《 1500年前の御先祖様に会えた 》
◆謹賀新年。元日5時起床後、湯に浸かり1時間半「朔太郎と前橋」を読む。古い町名・地図・写真で萩原朔太郎の出入りした店や交友関係を想像しながら面白く読んだ。私は朔太郎に暗い印象を抱いていたが、こんなにも多くの文人が彼を慕って前橋の街を共に飲み歩いていたとは、親しみを感じた。既に殆どのお店は廃業しているだろうが、改めて『におい』を嗅ぎながら私も前橋の街を徘徊してみたい。風呂を出て初日の出を拝む。
◆12月21日『前橋文学館』見学、前出の本を購入後、群馬火曜会の忘年会『松し満』に妻と出席。「朔太郎物語」で前橋が活性化できるのではないか。一方高崎は「柳川町物語」だと少しどぎつすぎるのかもー。『松し満』は久しぶりだったが割烹らしく品格も良いお店ですね。お料理は好いし、お酒も酔いし、仲居も良いし、と最高だった。妻も大満足、評価も最高点。流石、蔵前産業の橋本勝社長ご推薦のお店ですなー。感謝。
◆12月12日渋川『古墳時代の甲を着けた人骨』1日限定の現物公開。人が甲を装着状態で出土、火山灰からの人骨の出土とも2つの例は全国初との事。上毛新聞を見て朝からドキドキ、何としてもこの目で見ておきたい一心。中筋遺跡はみていたが、人骨は初めて。榛名山噴火の威力・火砕流の温度加減を含め、人骨も甲もよく残っていたな。私はこの目にしっかりと覚えさせ、時間をオーバーして居残り係員の説明に喰い入った。
◆25日「歌会始の儀」入選10人に鬼形輝雄君の名前が。高校時代同じクラスで真面目一筋、大学時にはアララギ派の土屋文明さんの指導も受けたとの事。高校教師の彼とはPTAで2,3度会った程度、またつい先日上毛新聞の小説部門で入選していたな、文学青年『輝雄君入選おめでとう』。忠告!輝雄、天皇・皇后陛下のおん前に出る前は、1週間は禊をして、身を清めねばいけないよ。今月の同窓会には出席して宮中の土産話を聞かせてね。
◆『箱根駅伝』高高陸上部の後輩、黒沢一道(84期・中央大)君以来久しぶりに関口頌悟(110期・法政大J)君が元気な走りを見せてくれた。8人抜きは見事、私からみると変な走り方だったがあれが忍者走りというのだそうだ、なんでもいいや、活躍してくれれば、来年も楽しみだ。又、文部科学大臣に下村博文(72期)君が就く、どんな競技でも、部門でも先輩・同期・後輩が活躍してくれると嬉しいし、楽しい。今年も元気で走り抜けよう。
◆自民党が復活し、大きく経済、景気が変化しそうだ。株も為替も本当にわからない。消費税はどうなるのか。きっと安倍総理も、麻生さんもわからないだろう、よいと思ったことをやるしかないのは国も個人も同じこと。私はこの2年弱、地の神様、社会の荒波、自身のだらしなさに大いに振り回された。社会のせいではなく自分の責任である。今年は約束を一つでも多く実行し、昨年の成績を倍増の勢いを経営リズムでつくりたい。
◆暮の16日太田長岡寺の酒井晃洋住職から「世話になったOさんが亡くなった」との電話。NPO(ほほえみの会)を主催し、臨床心理士で自死遺族支援の活動も。生活保護の世話から没後の永代供養まで面倒をみてくれる若いお坊さんに出会えた人は幸せだ。Oさん良かったね。独居老人の家庭に連絡網を設置し、万が一にも孤独死が出ないよう対策を講じるという今年の高崎市の方針。加えてご近所で一声かけあう運動も是非進めたいものである。
◆私も66歳、もう言葉では老人なのだと理解してもまだまだと強がりを。JRの休日カードやら老人割引なども甘んじて利用しているので段々と『じじい』臭くなってきた。耳が遠いやら痴呆の傾向は元々あるが、女房・子供・社員に見放されないよう気を付けたい。と言いながら今年も精一杯、仕事に遊びに好きなことをやれる1年にしたい。現に昨日は観音山の七夕山で半径40㎝の幹切りをやってきた。今、腕の疲れ心地よい。春よ来い。
◆中島町在住(林業専門家・登山家・土壌研究家)宮下正次さんが『野にも山にも炭を撒く・炭の力で緑の地球に』を出版。早速購入、まず目についたのが故『関口恭一』オーナーのページ、当時学者らしいとか、凄い研究家らしいとの話を聞いてはいたが、大きなお金や弾圧にも負けずに『酸性雨』の影響を訴え続けたという話は全く知らなかった。今私は「関口理論」を実践し、世界に羽ばたいている宮下さんの指導で炭撒きをしている。
◆兎にも角にも思い切り動き回る、楽しさいっぱいの一年にしたーい。
2013年1月7日(月)17時
広田住宅センター 広田 誠四郎 書く