2023年01月12日
≪兎起鳧挙(ときふきょ)のごとく≫
【動き出す年に】
新年明けましておめでとうございます。日頃ご愛顧いただく皆様のおかげで無事に新年を迎えることができました。
光陰矢の如しと言いますが、年々時の流れの速さに戸惑うばかりです。
昨年は、円の急落・物価や資材の高騰、設備・商品納入遅延、安倍晋三元首相が襲撃され死去、ロシアのウクライナ侵攻が続き、気候変動問題、増税、日銀の緩和縮小等、国内外、各方面において波乱の一年でした。
一方、スポーツ界では冬季オリンピックにおける過去最多メダルや大谷選手、サッカーW杯での快挙など明るい希望を感じる話題もありました。
今年は卯年、干支でいう癸卯(みずのとう)、物事の終わりと始まりを意味し「飛躍」「向上」を司ります。正に動き出すにうってつけの年ですね。
※「兎起鳧挙」=うさぎが巣から飛び出し、鳧(かも)が素早く飛び立つように、行動が素早いこと。

【マインドフルネス】
気忙しい日々を送っていると、つい心が乱れてしまいがちです。特に思い通りにいかない事があると落ち込みやすくもなってしまい、より行動と結果が伴わなくなる悪循環が起こります。限られた時間でベストな成果が生み出せないものかと考え、関連した本を読み漁っています。
共通して、心の安定には「今に、集中する事」が大切だと書かれています。
(楽しめばいい、夢中になればいいと言う正論は一旦脇に置き)座禅や瞑想などを上手に活用して、心を整えると言った方法が書かれています。試みてみましたが、どうにも私には上手く出来ません。
【習慣で形成される生き物】
結局規則正しい生活を送り、自律神経を乱さず、適度なプレッシャーと上手に付き合っていく習慣がベストな成果が生み出せると言う結論なのですが、私の人生では柔道が当てはまり、瞑想とは少し異なりますが、柔道では稽古の前や後に「黙想」を毎回必ず取り入れていたことを久々に思い出しました。
「黙想」の時間は限られていましたから、あれこれ考えている余裕もありません。今日の課題や振り返りを即断即決します。そして、稽古をしている最中は、学業の試験結果など思い出して暗い気持ちになる余裕もありません。
最近では、体力に限らず、様々な能力が弱まってきたのではないかと感じる事が多く、つくづく人間は習慣で形成される生き物なのだと思い知ります。
【縁で形成される生き物】

年が明けて、恒例の高崎高校柔道部のOB会新年総会が開催されました。鳥居先輩の群馬県柔道連盟会長就任祝いも兼ねたもので、コロナ禍の中でも多くのOBがお祝いにかけつけました。
群馬県の柔道で一番偉い方が自分の先輩である事の誇りに感じる事は勿論ですが、現役時代は全くわからなかった先輩方のご活躍、ご尽力や、親や仲間のサポートで柔道を続けられ、またふり返れる場所を残していただける事のありがたさを噛み締めるばかりです。
5歳下の櫻澤正己君は、全日本柔道連盟の昨年新設されたブランディング戦略推進特別委員会であの井上康生と共に、柔道の普及に繋げる活動に携わるなどの活躍。大学時代の私の同級生とも親しいという事で今度3人で飲む事も約束し楽しみが増えました。
【闘魂こめて】
ドイツの詩人ゲーテの『焦る事は何の役にも立たない。後悔はなおさら役に立たない。焦りはあやまちを増やし、後悔は更なる後悔を作る』は新しい年をスタートさせる自分を奮い立たせる言葉です。
会社の代表になって丸7年。年末年始は誰もいない会社のオフィスに籠り、好きな音楽をかけながら「今年1年どんな感じだったか?」「来年どうしていこうか?」「今一番重要なのは何か?」と言ったことを考えるのが恒例になっています。
逆境や災難、予定通りにいかない事に対して、会社の優先順位をハッキリとする事で行動しやすくなります。
焦らなくていい、後悔もしなくていい、ただ、本年は掲げた目標達成の為に今まで以上に諦めずに前向きに闘魂こめて必要な事をやり続けます。
好転して楽しげに跳ねるうさぎのように、皆様と心軽やかに過ごせる一年となりますよう心より願っております。本年も何卒宜しくお願い致します。
1月4日 広田 金次郎
新年明けましておめでとうございます。日頃ご愛顧いただく皆様のおかげで無事に新年を迎えることができました。
光陰矢の如しと言いますが、年々時の流れの速さに戸惑うばかりです。
昨年は、円の急落・物価や資材の高騰、設備・商品納入遅延、安倍晋三元首相が襲撃され死去、ロシアのウクライナ侵攻が続き、気候変動問題、増税、日銀の緩和縮小等、国内外、各方面において波乱の一年でした。
一方、スポーツ界では冬季オリンピックにおける過去最多メダルや大谷選手、サッカーW杯での快挙など明るい希望を感じる話題もありました。
今年は卯年、干支でいう癸卯(みずのとう)、物事の終わりと始まりを意味し「飛躍」「向上」を司ります。正に動き出すにうってつけの年ですね。
※「兎起鳧挙」=うさぎが巣から飛び出し、鳧(かも)が素早く飛び立つように、行動が素早いこと。

【マインドフルネス】
気忙しい日々を送っていると、つい心が乱れてしまいがちです。特に思い通りにいかない事があると落ち込みやすくもなってしまい、より行動と結果が伴わなくなる悪循環が起こります。限られた時間でベストな成果が生み出せないものかと考え、関連した本を読み漁っています。
共通して、心の安定には「今に、集中する事」が大切だと書かれています。
(楽しめばいい、夢中になればいいと言う正論は一旦脇に置き)座禅や瞑想などを上手に活用して、心を整えると言った方法が書かれています。試みてみましたが、どうにも私には上手く出来ません。
【習慣で形成される生き物】
結局規則正しい生活を送り、自律神経を乱さず、適度なプレッシャーと上手に付き合っていく習慣がベストな成果が生み出せると言う結論なのですが、私の人生では柔道が当てはまり、瞑想とは少し異なりますが、柔道では稽古の前や後に「黙想」を毎回必ず取り入れていたことを久々に思い出しました。
「黙想」の時間は限られていましたから、あれこれ考えている余裕もありません。今日の課題や振り返りを即断即決します。そして、稽古をしている最中は、学業の試験結果など思い出して暗い気持ちになる余裕もありません。
最近では、体力に限らず、様々な能力が弱まってきたのではないかと感じる事が多く、つくづく人間は習慣で形成される生き物なのだと思い知ります。
【縁で形成される生き物】

年が明けて、恒例の高崎高校柔道部のOB会新年総会が開催されました。鳥居先輩の群馬県柔道連盟会長就任祝いも兼ねたもので、コロナ禍の中でも多くのOBがお祝いにかけつけました。
群馬県の柔道で一番偉い方が自分の先輩である事の誇りに感じる事は勿論ですが、現役時代は全くわからなかった先輩方のご活躍、ご尽力や、親や仲間のサポートで柔道を続けられ、またふり返れる場所を残していただける事のありがたさを噛み締めるばかりです。
5歳下の櫻澤正己君は、全日本柔道連盟の昨年新設されたブランディング戦略推進特別委員会であの井上康生と共に、柔道の普及に繋げる活動に携わるなどの活躍。大学時代の私の同級生とも親しいという事で今度3人で飲む事も約束し楽しみが増えました。
【闘魂こめて】
ドイツの詩人ゲーテの『焦る事は何の役にも立たない。後悔はなおさら役に立たない。焦りはあやまちを増やし、後悔は更なる後悔を作る』は新しい年をスタートさせる自分を奮い立たせる言葉です。
会社の代表になって丸7年。年末年始は誰もいない会社のオフィスに籠り、好きな音楽をかけながら「今年1年どんな感じだったか?」「来年どうしていこうか?」「今一番重要なのは何か?」と言ったことを考えるのが恒例になっています。
逆境や災難、予定通りにいかない事に対して、会社の優先順位をハッキリとする事で行動しやすくなります。
焦らなくていい、後悔もしなくていい、ただ、本年は掲げた目標達成の為に今まで以上に諦めずに前向きに闘魂こめて必要な事をやり続けます。
好転して楽しげに跳ねるうさぎのように、皆様と心軽やかに過ごせる一年となりますよう心より願っております。本年も何卒宜しくお願い致します。
1月4日 広田 金次郎