2020年05月15日

 『この時期だからできることを』

【我が社のコロナ対策】
前回のコラムを出してから会社では様々なコロナ対策をしました。こんな時期でも弊社には連日多くのお客様がお越し頂けることに感謝し、そんな方々に安心して頂けるよう、おもてなしに徹しています。
具体的には、①お客様の手が触れる箇所には次亜塩素酸水での抗菌・消毒の徹底②事務所内の換気・空気清浄機フル稼働③ご提供する飲み物は、ペットボトルやブリックパックに変更。④接客テーブル・カウンターでは、飛沫防止用のビニールカーテン・アクリル板設置。⑤5月中旬頃から会社に新しいシステムを続々と導入し、お客様への対応をよりスムーズに出来る予定です。


【地獄に仏】
弊社スタッフの安全も最優先に、時短営業の実施(10時~17時、弊社賃貸管理のお部屋ご入居者様には、弊社専用フリーダイアル365日24時間対応しています。)携帯用の抗菌スプレー、使い捨てマスクの提供を実施しています。
3月初旬から在庫が切れかかり、情報網を駆使してなんとか購入手続きが出来、ホッとしたのも束の間、届くのに3週間はかかるとの事。
 マスクが行き渡らず、スタッフに精神的な負担を強いたくないと言う焦りの中、スタッフもお取引のある協力業者に声をかけてくれて、その結果、長壁建築事務所の網藤社長から「会社の倉庫にマスク在庫があったから差し上げますよ」と、大量に譲っていただきました。地獄に仏とは正にこの事。この時期のマスク一枚がどれだけ貴重なものか計り知れません。
大きな会社との取引が多い会社さんなのに、弊社のような会社の仕事でもいつも丁寧に仕上げて頂ける誠実な会社の、爽やか網藤社長。人の情けに触れ、弊社スタッフ一同の安心した、喜んだ顔を見られた時、どれほど心が震えるほど嬉しかった事か。感謝。

【上機嫌でいる事】
今回のような事態に陥ると「当たり前のことが当たり前にできること」が、どれだけ有難いかということを身に染みて感じます。
逆に言えば、不幸や災難に見舞われるまで、その有難さに気がつかないことが多いということでもあります。
私にとっては、現在、健康でいる事が最も大事だと言っても過言ではなく「これに感謝せずして何に感謝する?」といった感じですが、じゃあ、感謝の気持ちを具体的に表すにはどうすればいいのでしょうか。
私は「上機嫌でいる」ことに尽きるのではないかと思うのです。辛い時、苦しい時こそ、乗り越えてきた困難を思い出し、ワクワクする未来を考え、上機嫌でいられることで、家族や会社の仲間、周りに安心を与えられますし、何より運が開けていくような高揚感を感じます。
  

【館野のおじちゃん、お世話になりました】
 父(誠四郎)の幼稚園からの幼馴染、館野勝彦さんが4月21日他界されました。小さい頃から家に遊びに行かせてもらい家族ぐるみで大変お世話になりました。
リフォームを中心とした仕事でもずっとお世話になり、毎日のように顔を合わせていました。スポーツマンで逞しいおじちゃんは、12年前に奥様の正子さんが亡くなってから、会うたびに痩せていき、本当にどれだけ奥様の事を愛していらしたか、胸が締め付けられました。そんな中でも「金次郎君は、食べ過ぎだからそんなに身体が大きいままなんだよ、俺みたいに節制しなきゃ」と笑って私を戒める言葉がおじちゃんからの最後の言葉になるとは思ってもいませんでした。
こんな時期ですが、父母は最後のお別れをさせて頂きました。帰宅後、父は何も語りません。
勝彦おじちゃんの強さと、正子さんの優しさを色濃く継いだ光伸の浩章社長。落ち着いたらゆっくり話しましょう。またお仕事お願いします。
浩さん、気持ちで負けず、お互いしっかり生きていきましょう。

2020年4月28日  広田 金次郎
  


Posted by 広田 金次郎 at 15:12リードプランニング