2022年07月10日

≪よく働きよく遊び≫

【少し先を見据えて】
今年は年初から仕事が立て込み、やっと落ち着いた今月。少し色々なところに出かけられる機会が増えました。世間的にも気軽に旅行に行ける環境下になりつつあり行楽地の人混みをTVの中継等で観ると嬉しくなります。
 我が家では1歳半と4歳の子供たちが元気に動き回ってくれるお陰で、毎夜仕事帰りの疲れも吹き飛び(下手するともっと疲れる事もありますが)賑やかに過ごせる事が出来、コロナ禍での様々なイベント・飲み会が中止になっている中でも楽しく過ごす事が出来ました。
おそらく今年の年末の飲み会は、コロナ前に近い状態に戻る事でしょう。その時を心待ちにしながらも、子供たちの日々の成長をその瞬間、瞬間に感じては嬉しく、この幸せな時間に立ち会える機会が、今後は少なくなってしまうのはそれはそれで寂しく思うものです。
少し先の未来を見据えて、楽しみと寂しさの半分半分の気持ちで過ごしていますが、仕事が最優先のライフスタイルはこれからも変わる事はありません。だからこそ、可能な限り家族と過ごせる時間を大切にしていきたいものです。

【大洗情景】
子供たちを大きな水族館に連れて行ってあげよう、時間があれば海を見ながらお茶でも、と思いつきで大洗へ日帰りドライブ旅行。
小雨と強い風の吹く天候の中で海岸に向かうと、バケツや水槽を重そうに持ち帰る家族連れと何度もすれ違い「潮干狩り(が出来るんだ)!」と夫婦で顔を見合わせて、100円ショップで簡単な道具を購入。
子供たちは急ごしらえの装備で、何度も寄せる波や風に身体を転がされ砂だらけになりながら泣き言を言わず、夢中で貝と(砂と?)格闘の末、小瓶一杯分程度の貝を獲る事が出来ました。
 家族で全身震えながら、近くの温泉施設へ駆け込むことが出来、大事にならず助かりました。身体が温まった後は、サーフィンに興じる人たちを眺めながら遅めの昼食。海産系の定食は滋味あふれとても美味しかったです。昔、不動産業界の先輩が言っていた「海の近くで食べるものは大体美味しい」は、蓋し(けだし)名言です。居心地の良さに長居してしまい、予定していた水族館は駆け足で一回り。暗くなる前にと、最後はバタバタして帰路につきましたが、こういう旅も良いなぁとしみじみ。
翌日、砂抜きした貝のお味噌汁は子供たちにとって貰ったと言う価値を引いても、いつもスーパーで買うものに比べても、びっくりするぐらい身がプリプリ。来年も是非再訪したいです。


【落語世界の魅力】
 妻からのプレゼントで、母と私で高崎芸術劇場での春風亭一之輔落語会へ。たっぷり三席堪能。声の強弱、話の上手さ、間の取り方、本筋を駆け抜ける疾走感の心地良さ。抜群でした。
特に「初天神」は、色々な落語家が演じてきたものを聞いてきましたが、今回ほど笑ったのは初めて。
100年以上前のネタ(物語)を、数多くの落語家が何万回と全国で演じ、多くの人が登場人物やオチ(物語の結末)を知っている話なのに、十人十色の小話が出来上がり、オチをいかに際立たせるか、どのような時系列で話し、伏線を利かせるかなど工夫を凝らす事で、現代の私たちから笑いを一気に持ち去るのですから、考えてみるととてもすごい事です。改めてプロの噺家の話術の凄さを目と耳で体験できることが出来ました。
冒頭のトークで一之輔師匠は「落語に出てくる登場人物は、お金が欲しい美味しいものが食べたいと欲望に忠実で、たしなめられながら、それでも多くの失敗をします。それをダメだと説教臭くするのではなく、笑いにしてみようじゃないか、と世の中の不条理とともに昇華している。こういう人でも生きていける世の中ってゆったりのんびりしていていいな(要約)」と話していました。


【沖縄の空は晴れ渡り】
梅雨明けしたばかりの沖縄。イエステーションの全国大会3年ぶりの開催。弊社の山城(売買営業)が、春のセールスコンテストで全国1位の成績をあげ表彰されました。彼は不動産業界3年目のまだ25歳の若者。会場にいる300人強の出席者の前で堂々とした受賞スピーチ。実に頼もしい。今後も彼の成長が楽しみです。
 勉強会でしたので、せっかくの沖縄も観光は一切なし。沖縄にいるのに、移動中のタクシーで真っ青な海をスマホのカメラで懸命に撮る自分たちが滑稽でした。ホテルにこもって勉強会が終わった頃にはあたりは真っ暗。せめてもと、山羊、山城牛(石垣牛に並ぶ沖縄の牛ブランド)、アグー豚と沖縄のグルメを堪能しました。


【40度超え】
6月下旬にかけて40度超えの日が続きました。何かの冗談ではないかと心配になりますが、皆様くれぐれも水分補給、適度の休憩を取りつつ本格的な夏に備えましょう。

6月28日 広田 金次郎
  


Posted by 広田 金次郎 at 09:56リードプランニング