2023年07月14日

≪今年の後半も、動いて、考えて≫

【続・大洗情景】
 昨年に続き茨城県の大洗に行ってきました。今までは水族館など目的で出かけていましたが、今年は最初から潮干狩りを目指して出発。
この時期に潮干狩りが出来る事を昨年偶然現地で知り、急ごしらえでチャレンジしましたが、今年は水着も用意して再挑戦。
 子供の頃はシャベルで波打ち際の砂を掘り返して貝を探していましたが、大人になった今では(大洗だけなのでしょうか?)、皆、腰や肩辺りまで海に浸かり、足裏をグリグリと押し付けるように海底の感触を確かめながら探し進みます。足裏に異物感があると潜る。運が良ければ大きなハマグリ。宝探しの様な感覚に、波と戯れながら1時間でも飽きずに過ごすことが出来ます。ただし、成果は今年も牛乳瓶1杯程度。(笑)
 子供は、砂でお城を作ったり、浮き輪で波に揺られるのを楽しんだりと、満足の様子。
 「潮騒の湯」と言う温泉施設で体を温め、地物の海産物を食べ、今年も満足した日帰り旅行でした。


【恐れず、過信せず】
「原子力施設が近い海は、放射能汚染の影響で魚介類が大きく育つ」と言うネット記事を読みました。思わず「ゴジラか!」とツッコミを入れたくなります。
冷却水として使った海水が温まり、そのまま海に出て、近辺の海水温度が上がると、暖流と同様な効果となり、潮目が出来てプランクトンが増え、食物連鎖により魚介類が育ちやすくなっている、と言う説があります。(ちなみに、原子炉の冷却に水を使う軽水炉と異なり、大洗の施設は、冷却材にヘリウムガスを使う国内唯一の「高温ガス炉」。)
放射能汚染の影響を受けているのならば、巨大化よりも奇形になる、あるいは死んで浮かぶと思います。個人的には、単に原子力・施設近辺は漁場にならず、成長して大きくなっているのでは、と考えますが、この問題に科学的に正しい解説ができる方がいらっしゃったらご教授願いたいです。どちらにせよ、過度に恐れず、過度に過信せずにですね。

【クールビズ】
 弊社では、毎年6月から9月までスタッフがポロシャツを着て働いています。オリジナルポロシャツを発注した会社の記録をみたら15年前。当時は、クールビズが騒がれ出したとはいえ地域の商店の方やお客様からも珍しいものを見る目で驚かれたのを思い出します。
今ではすっかり高崎市の不動産会社でも、各社オリジナルポロシャツで営業している姿が定着しています。他社との差別化をはかるためにも、今年から思い切ってアロハシャツに!とも思いますが、なかなかそこまで踏み出す勇気はありません。
涼しげで、お客様に不快感を与えないセットアップスーツなども流行していますし、来年あたりクールビズ用ウェアを一新したいと考えていますが、どうなるかはお楽しみに。

【東奔西走の半年を振り返り】
ありがたい事に変わらず沢山のお仕事を頂き、また自分自身の、会社自体のレベル向上のために各地セミナー・各社見学に勉強に多く出向きました。
今年前半だけで、いわき平、上尾、宇都宮、横浜、水戸、名古屋、伊勢、福岡、鹿児島、沖縄へ。東京各所への出張は数知れず。
また、今月から立川市の借地問題に本格的に取り掛かり、伊勢崎市、太田市、桐生市とアパート管理や区画分譲販売など継続的なお仕事を頂き、「こういった広範囲なお仕事をお受けできるのも前橋店がある効果かな?」と思いながら、今年の後半も東奔西走の日々に励みます。
目まぐるしくも目的があってあちらこちらに出かけるのですから、「東奔西走」と似た言葉の「右往左往」にならないように気をつけたいと思います。
こうして、全力で仕事に励めるのも、仕事を任せてくれるお客様、会社を守ってくれるスタッフ、理解のある家族のおかげだという事を日々忘れずに、折に触れて言葉でお礼を伝えないといけませんね。


【タイミング】
「どうしてそんなに飛び回るの?」と質問されたことがありますが、自分が上述のようにあちこちに出向くのは、父の影響を間違いなく受けています。
父のどんな事でも、現地に赴き確認する姿勢、行動力。私は足元にも及びませんが、それでも働き方(スタイル)の芯の部分として、承継しています。そもそも会社に引きこもっていられるほど余裕もないというオチは御愛嬌。
あるコラムを読んでいて、「若い時はね。たくさんあちこちに行った方がいい。今は便利でどこの景色も簡単に見れるけど、やっぱりこの目で見るのとは違う。これはね、行った人だけの得だから。」と言う会話の場面がありました。
これだけ科学が進んでも、未だ現地で五感で得られるものとネット上で得られるものは隔たりがあります。
人は出会うべきタイミングで必要な人や物事に出会えると言う言葉もありますので、年齢を重ねて、時間や金銭に多少の余裕が出来ても、体力も気力も衰えてしまうものですから、何事も、今のうちに、動けるうちに、ですね。

7月1日 広田 金次郎
  


Posted by 広田 金次郎 at 09:19リードプランニング