2006年12月10日

松浦市長殿、納得いく市政をお願い

◆私の事務所の北側にマンション計画の看板が立った。田町大通りに面した土地は建築の際、道路より3mの後退要請が高崎市から出る。しかし強制ではない。あくまでお願いだと担当者は語る。当の開発業者から「既に図面は出来上がりやり直し不可能」との返事で市は簡単に建築OKを出した様だ。
◆こんなに簡単にOKが出るのなら過去、指導に従い後退した人は――。このコラムの紙面が限定
されているので多くは書けないが、何人もの方から「どこの開発業者?」「市の対応にあきれる」「大会社ゆえに許可し、庶民には強力に従わせるのか」の意見や、確認の声。
◆私も市条例や市の姿勢をもっと勉強せねばと思うが何か言えない、裏の話があるのかな?大きな建物を建てさせておきながら今後も後退のお願いをしていくとの担当者。市長は1職員、1部長の言動まではチェックできないのかな。
◆こんなつまらない事に時間と給料を使われると納税している多くの市民は「一貫した姿勢を示せ、
しっかりせよ。」と怒っている。「リード12月号」の感想を電話、メール頂いた方々に感謝。又、この「e−house」をごらんになった方も090−3147−7545迄ご意見待ってまーす。年末に辛い文になってしまった。
◆今年1年大変お世話になり有難うございました。皆様、どうか良いお年をお迎え下さい。
        
2006年12月10日〔日〕     広田 誠四郎 記    


Posted by 広田 金次郎 at 18:40Comments(0)e-house

2006年12月01日

〓『どうしてこんな事が判らないの?このイシ頭!!』〓

■もう師走。どうも四季の変化に反応が鈍くなってあと1ヶ月で今年も終了とはとても思えない今日この頃である。でもまだ1ヶ月もあるのだ。残りの平成18年を楽しみたい。
■私の事務所は高崎の街中、通称「田町大通り」にある。昔、別名「電車通り」。もう記憶から無くなりつつある「ちんちん電車」が走っていた田町92番地で、私は昭和21年に生まれた。その電車道から線路を撤去、後、道路拡張を順次して既に50年経過。
■駅前通りから田町−本町通りは旧市街地のバス通りとして重要な役割を果たしてきた。その間、街の中心は銀座通りのおしゃれデパート―藤五・連雀町−スズランー慈光通りー高島屋―駅周辺−エキナカと移り、いまや何処が中心商店街だかわからぬ大きな変化。
■その駅前からのバス通りを両側3m後退をという計画、その条例が出来たのがもう16,7年前になろうか。この間、市の都市計画課は『この条例は正式なものではなくあくまで新築される方にご協力を願うもので』と言い続けてきた。そして市民はこれに従った。
■田町では田口人形店、太陽生命ビルなどが協力。何故3mなのかよく理解ないままに従っているようだ。だが幸いなことに私どもの北側にマンション建設計画が発表されてこれにより市の考え方、判断が常識では考えられないもの。聞いてビックリスルナヨ。
■隣地の開発業者が挨拶に来て見せてもらった図面は50cmだけの後退。これを見て私は「この点だけ修正して下さい。その上で建設を早く進めてください」とお願い。「いやこれはルールで後退しなくてもいいんです」との答え。なんとその人は地元ナンバー1のゼネコンの社員。それからはなんの接触もない。未だ説明会も開かず逃げている。
■『今まで何十年と貢献したから、これからは只ただ利益のみを追求する会社に変身しました』とでも言っているように私は感じた。逆に施主が後退はしたくないと言ったら説得して市の計画に協力要請するのがリーディングカンパニー。あるいはこんなナンセンスの条例は今後廃止の為に行動を起こしましょう、とでも言うのならまだしも。自分の所だけ建築できれば良いという了見では情けない。上場会社は利益追求のみの姿勢か。
■今度は市の職員の対応に疑問を感じた。「指導するので何度かゼネコンの担当を市に呼んで『協力を要請した』が、既に図面が完成、設計変更は不可能」とのこと。それでは今まで後退してくれた人にはどのように釈明するのであろうか。ある時期が到来したら14階建のマンションに対してすぐ強権発動して解体でもさせるのか、出来るのか。
■今のご時世、個人との交渉も難しいのに、複数の共有者を相手に松浦市長が責任を取ってくれるのか。でも市がこのゼネコンに建築許可を与えるのを私は反対しているのではない。建ててくれるのは賛成『時代の流れで仕方ない、まして我々はその売買などの斡旋を生業にしているのだから』せざるを得ない。早く建てて欲しい。
■問題は市の姿勢、態度なのだ。私は問うた「この後退でOKなのだから今後の申請からは後退の指導はありませんね」担当者、都市計画部長曰く「いやキチット全ての申請に対して3m後退のお願いはします」との事。どちらかに決めろ。上司も上司なら部下も部下、こんな玉虫色の対応を本当に市長は承知しているのかな。『過去に後退協力をして頂いた方とは改めて相談し、今後の申請からはフリーにします』と宣言してくれ。
■松浦市長さん《事改まるに憚ることなかれ》高崎の将来を、若い人達に委ねていくのに《即行即止》《間髪入れずに実行》を見事に教えてやって欲しい。少し所帯が大きくなり過ぎて市の中心部の方に目が届かなくなっているかな。将来を考えない行政に憤りを感じ何とかしなければと市長に厳重に抗議する。秘書課にも電話はしてあるが11月末現在返事はない。こんなこといつまでも騒ぎをするほどの問題ではないと思うがーー。
■これを読んだ皆さんの意見を聴かせて欲しい。090−3147−7545広田まで。
    
    2006年12月1日(金)   広田 誠四郎

<追記>
■どうも今年最終号には相応しくない抗議文となってしまった。無礼はお許し下さい。
■本年はとても多くの出会いを頂き改めて感謝申し上げます。お世話になりました。どうか来年は心安らぐより良い高崎になるよう皆で頑張りましょう。どうぞ良いお年を。  


Posted by 広田 金次郎 at 16:26Comments(0)リードプランニング