2021年03月12日

≪敬天愛人≫

【繁忙期真っ只中】
世間はコロナワクチンの開発による安堵の為か、人や不動産の動きもだいぶ活発になりました。
弊社でのお客様の来店状況は、今年は静かな出だしだったのですが、2月後半から猛烈な忙しさになり、現在進行形で繁忙期に入りました。お陰様で、スタッフが連日嬉しい悲鳴を上げています。
お部屋探しの皆様、4月10日迄の時期は、ご来店前のご予約して頂いたお客様を優先させて頂いております。お手数ですが、お電話やメールで事前にご予約のご連絡頂けますようよろしくお願いします。

【会社の目指す姿】
 賃貸に限らず、その他の業務も盛況となっていて、全スタッフが一丸となってお客様へ取り組む姿勢に会社として、感謝するとともに、毎年思うのが、今の会社環境が少しでも良くならないかという事です。
目指すのは「残業が限りなく少ない会社」です。私たちの様な街の小さな不動産屋が、こんなきれいごとを言っている様では潰れてしまうよ、と笑われてしまうかもしれませんが、それでも時代と共に変化し、環境に順応し、働いてくれる人を大切にする会社でありたいと願っています。敬天愛人。実感して行動に移すことは難しいかもしれませんが、今、様々な取り組みを決め、変化にチャレンジしている最中です。
 今後は、不動産の市場がどうだとか、売上が落ちた上がっただけでなく、会社のこういうところが良くなったという事を皆さんにお知らせ出来ればと思います。
 
【喉元過ぎれば熱さを忘れる】

どこへ行ってもマスクが手に入らず、噂や憶測に翻弄されて早朝からスーパーやドラッグストアに並び、何でも良いからと不安と焦りの中で買い求めていた行列を見たのが1年前。
今ではあのマスクはかけ心地がダメ、このマスクは毛羽立って使いたくない、など選り好みできるようになった事を、喜ぶべきか、戒めるべきか。
何でも揃う恵まれた環境が生まれた時から「当たり前」にある私たちは、この便利さ、快適さを中々捨てることは出来ませんが、日本は、2030年問題と言われる人口減少と高齢化社会、それらに付随する労働人口不足、社会保障制度問題等が現実としてやってきます。
この「当たり前」を感謝するのは勿論の事、コロナにより先送りになってきた問題を見直すタイミングに来ているのではと感じました。

【1%の変化】
色々手を付けようとしても、やる気が続かないこともよくあります。
私自身の経験や様々な自己成長に関する本を通じて得た結論ですが、残念ながら成長に近道は無いようです。成長、成功の秘訣は、継続の積み重ねが、いわゆる王道のようです。
このところ読んだ本の影響で毎日15分の筋トレ・ストレッチを始めました。1日24時間の1%は15分。健全な精神は健全な肉体から、1%の変化が、残りの99%にも影響して、筋トレ・ストレッチが、朝起きたら歯を磨く、顔を洗う、と言う様に毎日の習慣化になると良いなぁ。
その1%の積み重ねで、分母が増えて行けば全く新しい自分に会えるのではないかと、今から遠くないであろう未来に期待している自分がいます。

【なんて幸せなんだろう】
 先月号のコラムで弊社会長である父の訃報を知った多くの方から、温かい言葉、御心遣いを頂きました。改めて、変わらずにご愛顧頂けるお客様、ご支援していただくお取引様、会社を支えていてくれるスタッフに感謝してもしきれません。
 お陰様で先日、父の四十九日法要を終えました。本元寺の住職から、残された自分たちが精一杯生きることが何よりも父の供養に繋がる、というお話を頂きました。父がこの世に心残りをしないよう会社の事、家族の事、自分の事、しっかりするから安心してね、困っていることは何も無いよと伝えました。父がいないことだけが、ただ寂しい。
クマのプーさんの話の中で「さよならを言うのがこんなにも辛い相手がいるなんて、僕はなんて幸せなんだろう」と言うセリフがあります。とても綺麗な別れを惜しむ表現ですね。
2021年3月4日  広田 金次郎
  


Posted by 広田 金次郎 at 15:09リードプランニング