グンブロで高崎の不動産屋のオヤジ日記

●高崎市の賃貸住宅文化発展の為に


　全国賃貸住宅新聞（不動産業界誌）の11月4日号・11日号に、私が受けたインタビューが2週に渡って掲載されました。
小さなスペースなので気にしていなかったのですが、全国にいる不動産仲間から「載っていたね！」の声が続々と。数年ぶりに声が聞けた方もいて、こういう経験は新鮮で嬉しくも恥ずかしいものです。
業界誌とは言え、全国誌面に「来年新規管理開拓チームを設置」と記事にしていただいたので有言実行しなくてはいけません。
今までお付き合いいただいているお客様に、また新しくお付き合いして頂くお客様に対しても、こちらから魅力的な商品の提供し使って頂ける機会を増やして頂けるよう努めます。地元の競合他社の皆様とも協力して高崎市の賃貸住宅文化を発展させる事が出来るサービスを展開していきます。

●仏作って魂入れず
　高崎芸術劇場の照明整備を巡り、官製談合（入札に公務員がかかわって談合する事）防止法違反などの疑いで市職員と館長の「ラジオ高崎」役員、電気工事会社の社長が11月18日夜に逮捕されました。
このコラムでも高崎市の玄関口として、全国に誇れる素晴らしい施設が出来た事に喜んでいた矢先にこの事件は、衝撃と共に大変残念です。
県外での勉強会の集まりでも、高崎市から来ましたと言うと「ああ、あの談合があった」と旬の話題として上って恥ずかしい思いをします。
地元でも友人、お客様との会話の中でそれぞれの立場での非難、擁護共に溢れています。真相はまだ全て解明されていませんが、「高崎芸術劇場」が意図しない形で全国的に名前が広まってしまったのは間違いありません。
未来の高崎市政の教訓として、この歴史を封じるのではなく、真摯に受け止め、謙虚になるための施設である側面も担う事を願います。

●即位礼正殿の儀
11月22日、緊張感に満ちた中、厳かでありながら雅な御姿にTVに釘付けになりました。
即位礼は、日本の天皇が皇位を継承したことを国の内外に宣旨を下す、一連の国事行為たる儀式で、最高の皇室儀礼です。中心儀式の即位礼正殿の儀は、諸外国における戴冠式、即位式にあたるといわれています。
東京は、儀式に合わせるように、雨がやみ、皇居の上に虹がかかり、時同じく富士山では雲が切れ初冠雪を観測され、まるで神話のような光景に。
歴史を紡ぐ私たちの国の伝統行事を、改めて誇らしく思いました。令和の時代が私たち一人一人にとって今まで以上に心穏やかに、他人を敬い、助け合う佳き時代になりますよう強く願います。

●青雲の志を抱いて

　11月29日、大正、昭和、平成という激動の時代を駆け抜け、令和の幕開けを見届けるように、中曽根康弘元総理が101歳の天寿を全うされました。
　塾長を務めていた青雲塾で記帳所が設けられたことで御遺影に手を合わせてきました。高校の先輩であり、日本の戦後政治をまとめあげた高崎の英雄。名言集を開いてみると「政治は愛だとか優しいと言った名詞や形容詞ではなく、私はやる、という動詞で語るものだ」リーダーに必要な強い意志を表す言葉や「この顔が嘘をつく顔に見えますか？」などのユーモアセンスもあれば「日本人よ、もっと貪欲になれ」などスティーブジョブズに通じる発言もありました。ご冥福をお祈りすると共に、日本の為に尽力された意志の一欠片でも継いだ人物になれるよう励むことを誓いました。

●年末のご挨拶と営業時間のお知らせ
今年も大変お世話になりました。皆様のお陰で、社長を継いで4年目の年、創業から46年目を無事終えることが出来ました。来年以降のオリンピック後の景気に関して不動産業界でも様々な見方がありますが、私達は、いつでも、来るべき日に備えながら、日々頂いたお仕事に励むだけです。来年も、皆様により一層のご満足をいただけるよう、スタッフ一同サービスを向上させる所存ですので、変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。来る年も皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。尚、年末の営業は、12月27日までとなり、年始は1月6日より営業を開始いたします。（イエス倶楽部ご加入のお客様につきましてはコールセンターにて24時間対応いたします。）お休み期間中は何かとご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただけますようお願い申し上げます。それでは、また来年皆様とお会いできることを楽しみにしています。
２０１９年１２月２日　広田　金次郎