2022年03月12日
≪春を待ちながら≫
『大会無事終了』
今回の冬季オリンピックも多くの汗と涙が沢山のドラマを生み私たちを感動させてくれました。平野歩夢選手(スノーボード男子ハーフパイプ)、小林陵侑選手(スキージャンプ個人ノーマルヒル)高木美帆選手(スピードスケート女子1000m)と3つの金メダル。カーリング女子の銀メダル含め、多くの競技で日本選手は活躍し冬季大会最多のメダルを獲得する大健闘の結果となりました。
メダルを期待された選手も結果振るわずそれでも最後までひたむきに挑む姿や、絶対と言う保証がない勝負の世界の厳しさに、清さに似た美しさを感じました。
大会自体に違和感のあるスタートであったものの、成功に終わった大会となったのではないでしょうか。
『トップ選手が教えてくれること』
羽生選手は大会三連覇を目指すだけでなく、4回転半に挑むという自身へのチャレンジ。結果は4位でしたが王者としてメダルを目指すだけでなく、挑戦する姿に心が震えました。
フリーが終わって4日後に開催された会見で、羽生選手が口にしたのは氷を作った人への感謝の気持ちでした。ショートプログラムの冒頭で氷の穴が原因でミスが起こった不運を演技終了後も「氷に嫌われちゃったな」と表現していました。
多くの人が結果に対して他の人や現象のせいにする他責思考に対して、トップ選手と言うのはまず謙虚で感謝する気持ちが最初に来るのだな、と感心しました。
スポーツの世界ですから何より結果が一番ですが、注目や期待を背負ってオリンピックに挑むトップ選手の姿勢や言動は多くのことを私たちに教えてくれます。
涙にくれたジャンプの高木沙羅選手はW杯復帰戦で優勝。男女通じて歴代最多のW杯勝利記録。このメンタルの素晴らしさ。
『海の向こうで戦争が始まった』
ロシアのウクライナ侵攻が冬季オリンピックの終了を待ち望んでいたかのよう
に始まりました。
3月1日現時点では、ロシアの短期決戦の思惑は外れ予想以上に抵抗を受ける中、プーチンは核兵器の使用の可能性をほのめかし、主だった国から経済制裁を決定され、ロシア株価指数や自国紙幣(ルーブル)の価値を一時半分程度にされ停戦交渉のテーブルには着きながらも、まだ侵攻自体を止めようとしません。
『悪手が悪手を呼ぶ』
様々な憶測記事やフェイクニュース、得体のしれない評論家、研究家、ロシア側の歴史から見た言い分含め何をもって正しいとは言えませんが、今の国際情勢では武力で侵攻した時点でどんな理由があっても悪手です。将棋の世界には「悪手が悪手を呼ぶ」と言う格言があります。
広大な国土やそれに伴う資源があるロシアであっても国際的な経済交流を封じられてしまっては(中国はロシアに協力はしていくでしょうが)時間が経てば経つほど国力は落ち、状況は悪化していきます。
核なんて使うわけない、って世界中の人が思っていても、戦争なんか起こすわけがないと思っていた人が多数いたように、今のロシアは軍事的に圧倒的に支配しない限り、更なる悪手を打たざるを得なくなってしまいます。
【割を食うのはいつも国民】
ウクライナでは国民総動員令により成人男性の出国が禁止され、隣国へ避難する家族と離れ離れになる姿が映し出され、首都も攻撃され一般市民に犠牲者が出るなど、悲劇的なニュースが流れています。
ロシアでは、クレジットカード決済を含む欧米系のキャッシュレス決済が停止され、ロシア国民は経済的な生活を不便にされているようです。
地下鉄に乗る際に、Google Pay、 Apple Payなどの電子決済サービスを利用していた人が改札を通り抜けることが出来ず混乱を起こしている姿がニュースで流れていました。
パラリンピックやその他の国際大会でロシアの国を背負う選手の心境はいかほどでしょう。会戦当初は好意的だったロシア国民も厭戦感が広がる事を願います。
戦争を起こして得するのは誰でしょう。間違いないのは戦争が起きて割を食うのはいつも国民です。
『晩節を汚(けが)す』
今までの功績を無にしてしまうような失態を批判されるときに使われるこの慣用
句。
仕事が大好きな人、その世界が好きな人にとって、引退して余生を過ごすのが嫌
だから引退せずに続けたい、自分の為と言う思いも含め世の為、人の為と言う思いがあるのは良い事だと思います。ただし、人は必ず老いて衰える生き物です。
その状態で独裁体制、周囲にイエスマンばかり置くと誰も止められず、最後の最後であり得ないミスをして致命傷を負うのが歴史の教訓です。今のプーチンが正にそれをなぞらえています。
私も、まだまだ若いつもりですが、くれぐれも勘違いを起こさず、頼っていただけるお客様、一緒に働いてくれているスタッフ、応援してくれる家族への最大限の感
謝を忘れずに、謙虚に、識者や経験者の指導を受け、柔軟に実践することを大切に毎日を過ごしていきます。
3月1日 賃貸繁忙期真っただ中 広田金次郎
今回の冬季オリンピックも多くの汗と涙が沢山のドラマを生み私たちを感動させてくれました。平野歩夢選手(スノーボード男子ハーフパイプ)、小林陵侑選手(スキージャンプ個人ノーマルヒル)高木美帆選手(スピードスケート女子1000m)と3つの金メダル。カーリング女子の銀メダル含め、多くの競技で日本選手は活躍し冬季大会最多のメダルを獲得する大健闘の結果となりました。
メダルを期待された選手も結果振るわずそれでも最後までひたむきに挑む姿や、絶対と言う保証がない勝負の世界の厳しさに、清さに似た美しさを感じました。
大会自体に違和感のあるスタートであったものの、成功に終わった大会となったのではないでしょうか。
『トップ選手が教えてくれること』
羽生選手は大会三連覇を目指すだけでなく、4回転半に挑むという自身へのチャレンジ。結果は4位でしたが王者としてメダルを目指すだけでなく、挑戦する姿に心が震えました。
フリーが終わって4日後に開催された会見で、羽生選手が口にしたのは氷を作った人への感謝の気持ちでした。ショートプログラムの冒頭で氷の穴が原因でミスが起こった不運を演技終了後も「氷に嫌われちゃったな」と表現していました。
多くの人が結果に対して他の人や現象のせいにする他責思考に対して、トップ選手と言うのはまず謙虚で感謝する気持ちが最初に来るのだな、と感心しました。
スポーツの世界ですから何より結果が一番ですが、注目や期待を背負ってオリンピックに挑むトップ選手の姿勢や言動は多くのことを私たちに教えてくれます。
涙にくれたジャンプの高木沙羅選手はW杯復帰戦で優勝。男女通じて歴代最多のW杯勝利記録。このメンタルの素晴らしさ。
『海の向こうで戦争が始まった』
ロシアのウクライナ侵攻が冬季オリンピックの終了を待ち望んでいたかのよう
に始まりました。
3月1日現時点では、ロシアの短期決戦の思惑は外れ予想以上に抵抗を受ける中、プーチンは核兵器の使用の可能性をほのめかし、主だった国から経済制裁を決定され、ロシア株価指数や自国紙幣(ルーブル)の価値を一時半分程度にされ停戦交渉のテーブルには着きながらも、まだ侵攻自体を止めようとしません。
『悪手が悪手を呼ぶ』
様々な憶測記事やフェイクニュース、得体のしれない評論家、研究家、ロシア側の歴史から見た言い分含め何をもって正しいとは言えませんが、今の国際情勢では武力で侵攻した時点でどんな理由があっても悪手です。将棋の世界には「悪手が悪手を呼ぶ」と言う格言があります。
広大な国土やそれに伴う資源があるロシアであっても国際的な経済交流を封じられてしまっては(中国はロシアに協力はしていくでしょうが)時間が経てば経つほど国力は落ち、状況は悪化していきます。
核なんて使うわけない、って世界中の人が思っていても、戦争なんか起こすわけがないと思っていた人が多数いたように、今のロシアは軍事的に圧倒的に支配しない限り、更なる悪手を打たざるを得なくなってしまいます。
【割を食うのはいつも国民】
ウクライナでは国民総動員令により成人男性の出国が禁止され、隣国へ避難する家族と離れ離れになる姿が映し出され、首都も攻撃され一般市民に犠牲者が出るなど、悲劇的なニュースが流れています。
ロシアでは、クレジットカード決済を含む欧米系のキャッシュレス決済が停止され、ロシア国民は経済的な生活を不便にされているようです。
地下鉄に乗る際に、Google Pay、 Apple Payなどの電子決済サービスを利用していた人が改札を通り抜けることが出来ず混乱を起こしている姿がニュースで流れていました。
パラリンピックやその他の国際大会でロシアの国を背負う選手の心境はいかほどでしょう。会戦当初は好意的だったロシア国民も厭戦感が広がる事を願います。
戦争を起こして得するのは誰でしょう。間違いないのは戦争が起きて割を食うのはいつも国民です。
『晩節を汚(けが)す』
今までの功績を無にしてしまうような失態を批判されるときに使われるこの慣用
句。
仕事が大好きな人、その世界が好きな人にとって、引退して余生を過ごすのが嫌
だから引退せずに続けたい、自分の為と言う思いも含め世の為、人の為と言う思いがあるのは良い事だと思います。ただし、人は必ず老いて衰える生き物です。
その状態で独裁体制、周囲にイエスマンばかり置くと誰も止められず、最後の最後であり得ないミスをして致命傷を負うのが歴史の教訓です。今のプーチンが正にそれをなぞらえています。
私も、まだまだ若いつもりですが、くれぐれも勘違いを起こさず、頼っていただけるお客様、一緒に働いてくれているスタッフ、応援してくれる家族への最大限の感
謝を忘れずに、謙虚に、識者や経験者の指導を受け、柔軟に実践することを大切に毎日を過ごしていきます。
3月1日 賃貸繁忙期真っただ中 広田金次郎
Posted by 広田 金次郎 at 10:22
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